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4月29日が何の日かご存じでしたか? 「昭和の日」だけではないのです。
実はこの日は『シ(4)ニ(2)ク(9)』の語呂合わせで制定された記念日「歯肉炎予防デー」です。
GWのまっただ中で見過ごしてしまった方も多いかもしれません。
だからこそ、連休明けの今、ご自分の歯ぐきにちょっと目を向けてみる絶好のタイミングではないでしょうか。 -

毎日鏡を見ていても、じっくり”歯ぐき”を観察することってなかなかないですよね。
淡いピンク色。血色がよく、くすんでいない。
歯と歯のあいだの歯ぐきが、キュッと三角形に尖っている。
引き締まっていて、指で軽く押しても弾力がある。
そして歯みがきをしても血が出ない、
これが”健康な歯ぐき”の目安です。
歯ぐきは、弱りはじめると私たちに小さなサインを送ってきます。
□ 歯みがきのときに血が出る
□ 歯ぐきの色が赤黒い、または紫っぽい
□ 歯と歯のあいだの歯ぐきが丸く腫れている
□ 朝起きたときに口の中がネバつく
□ 口臭が気になるようになった
□ 冷たいものが歯ぐきにしみる
□ 歯が以前より長く見える(歯ぐきが下がってきた)
→ これらは『歯肉炎』のサインかもしれません。歯肉炎は歯周病の一歩手前の段階で、ここで気づけば適切なケアでしっかり取り戻すことができる段階です。
見過ごして放置すると、歯を支える骨まで溶かす『歯周病』へと進んでしまいます。

いちばんの原因は、歯の表面にたまる『プラーク(歯垢)』です。プラークは食べかすではなく、細菌のかたまり。
わずか1mgの中には数億から数十億個の細菌が含まれているといわれています。
★プラーク
やわらかく、歯みがきで落とせる。⇒ ここで勝負!
★歯石
プラークが唾液のカルシウムと結びついて硬くなったもの。
歯ブラシでは落とせず、歯科医院でのクリーニングが必要。
* ホルモンバランスの変化(思春期・妊娠期・更年期)
* ストレスや睡眠不足による免疫力の低下
* 喫煙(歯ぐきの血流を悪くします)
* 糖尿病など全身の病気
* 口呼吸による乾燥 など

特に新年度のストレスが積み重なりやすいこの時期、歯ぐきの抵抗力も落ちがちです。
忙しくて歯みがきがおろそかになっていませんか?

・ヘッドは小さめ(奥歯の奥まで届く大きさ)
・毛の硬さは『ふつう』か『やわらかめ』
・歯ぐきが弱っているときは『やわらかめ』を
⇒ 交換の目安は月に1回。毛先が開いたブラシは、汚れを落とす力が半減してしまいます。


・ ペンを持つように軽く持つ
・ 毛先を歯と歯ぐきの境目に、45度の角度で当てる
・ 5〜10㎜を目安に、小刻みに動かす(ゴシゴシこすらない)
⇒ 強くこすりすぎると、かえって歯ぐきが下がってしまいます。「しっかり」より「ていねいに」。

歯ブラシだけでは、プラークの除去率は6割ほどといわれています。
(山本他 日本歯周誌 1975年 https://cir.nii.ac.jp/crid/1390282679389084800 より)
デンタルフロスや歯間ブラシを1日1回取り入れましょう。
・ 歯と歯がぴったりくっついている場所 → デンタルフロス
・ 歯ぐきが下がって隙間ができている場所 → 歯間ブラシ
⇒ 就寝前の歯みがきのときに合わせて使うのが、いちばん習慣になりやすいタイミングです。

